滑舌をよくするトレーニングとやめるべき悪習慣【声優が伝授します】

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滑舌をよくするトレーニングとやめるべき悪習慣【声優が伝授します】基本の練習
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こういった悩みを持つ方向け
  • 滑舌が悪いのを改善したいんだけど…
  • 滑舌が悪くなってしまう原因ってなに?
  • 滑舌を良くするためには、滑舌の鍛錬を毎日するべきなの?

滑舌が良くなりたい声優志望の方が「そもそも滑舌を良くするってどうすればいいの?」と困ってしまうことってよくあります。

僕は声優歴10年以上の男性声優chikamichiです!

しかし声優の勉強を始めた頃は滑舌が悪くて、色々と練習法や改善のしかたを調べて実践しました。

そこでこの記事では、僕自身が実際にやった練習の中で効果があると感じたものを厳選して紹介、説明していきます。

本記事で紹介する内容
  • 滑舌が良くなる練習を5つ紹介
  • 滑舌が悪くなる習慣を改善しよう
  • 滑舌は筋トレと同じ、練習は継続すべき

この記事を読めば「声優初心者でも効率的に滑舌を良くすること」ができます。

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滑舌が良くなる練習を5つ紹介

コーギー

滑舌を良くするための練習を5つ紹介します。

どの練習も特別に用意するものはありません。
スマホが一台あれば、練習がスムーズに効率よく行えるので、手もとにあると便利です。

練習1:大きく口を開ける

大きく口を開ける練習をはじめにおこないましょう。

滑舌が悪い原因のひとつに口の開きが不十分なことが挙げられます。
現代人はあまり口を大きく開けずに省エネで会話している方が多いそうです。


試しに口を極力開けずに50音を言ってみましょう。
滑舌が極端に悪くなったはずです。

逆に口を大きく開けて発音すれば明瞭に発音することができます。

これは口を大きく開くことで、美しい発声に必要な正しい口の形にできるからです。

なので滑舌を良くするために、大きく口を開けながら発声する練習をおこないましょう。

しかし、ひとつ注意点があります。
大きく口を開けて発声するのは練習のときだけに限定しましょう。


なぜなら大きく口を開けすぎると滑舌は良くなりますが、一音ずつ正しく発音するために時間がかかりすぎてしまうのです。

そうするとブツ切れに近い違和感のある喋り方になってしまいます。

練習のときは限界まで大きく口を開けてもオーケーですが、実際に演技するときや文章を読むときは大きく口を開くことを意識しすぎないようにしましょう。

練習のときは大袈裟でも大丈夫、本番は滑舌と読むスピードのバランスをとる

練習2:ゆっくりと話すイメージ

ゆっくりと話すイメージを持ちましょう。

早口で喋ってしまうと一音ずつ正しい口の形になる前に声が先に出てしまって、滑舌が悪くなる原因になってしまいます。

とくに早口の自覚がある方はゆっくりと読む意識をしっかりと持ちながら発声することで滑舌の悪さが改善されます。

ゆっくりと話すイメージを持つ練習に使うのにオススメなのは感情をあまり込めない内容のものです。
感情が含まれる内容だと感情に話すリズムを支配されやすいからです。


具体的にはニュース記事やナレーション原稿などがオススメです。
ニュース記事ならネットニュースなどを検索して、原稿の代わりにしてしまいましょう。

早口のクセは滑舌にとって大きなマイナスです。
意識的に早口を改善していきましょう。

早口のクセは精神的な原因が多い。精神が高ぶりやすい本番はとくに早口になる。練習のときから、ゆっくりと落ち着いて読むイメージをするのが大切。

練習3:舌のトレーニング

滑舌を良くするためには舌のトレーニングも有効です。
なぜなら現代人は舌の筋肉も衰えている方が多いからです。

日本語の発音は口の形と舌の位置で構成されています。
舌のトレーニングをすることで舌を正しい位置に自然と導くことができ、滑舌を改善することができるのです。

舌を鍛える方法をいくつか紹介します。

3‐1.舌を限界まで伸ばす

口を開けて、舌を限界まで前方に突き出します。その状態で5秒~10秒キープし続けましょう。
同じように舌を突き出しながら、舌の先端を上向きにして5秒~10秒キープしてください。
下向き、左向き、右向きでも同様におこなってください。

舌を支える筋肉を鍛えることができます。

練習するときは手鏡やスマホで自分の舌を確認することをオススメします。
舌を限界まで突き出しているつもりでも、実際はそれほど伸びていないことが多いからです。

3‐2.タングトリル

タングトリルとは舌先で「トゥルルルル…」と振動の音を出す練習です。
舌の筋肉を鍛えたり、喉をリラックスさせる効果があります。

なのでボイトレ(ボイストレーニング)でよくおこなわれている練習です。

タングトリルのやり方を説明します。

まず口は軽く開けます。舌は舌先が上あごにつくかつかないかのあたりに置いてください。
ラ行を発音するときの舌の位置と考えてもらうとイメージしやすいと思います。

その状態で息を吐きつつ、「トゥルルル」と舌先を振動させましょう。

振動させて音を発生させるので、舌に力が入って硬くなっていると上手くいきません。
なのでタングトリル中はリラックスを心がけましょう。


タングトリルは口笛などと同じで初めからできる方とできない方に分かれます。
子供の頃から自然にできる方と練習してもなかなか習得できない方にくっきり分かれる印象です。

しかし「タングトリルができないから才能ないんだ…」みたいなことは絶対にないので安心してください。

僕はタングトリルが初めからできることが、そこまで重要だとは考えていません。
練習を続ければ、初めからできなかった方も習得できるはずです。

根気よく練習を継続しましょう。最終的にできるようになれば全然オーケーです。

3‐3.舌を口の中で回転させる

口を閉じたまま、舌を唇と歯ぐきの間にねじ込みます。
その状態で舌先をつかって、上下の歯ぐきを円を描くように時計回りになぞります。

舌で時計回りに20回ほど円を描いたら、今度は反時計回りに20回転しましょう。

終わった頃には口の中が痛くなっていると思います。

舌回しは舌を鍛える他にも、血行改善や小顔効果なんかもあるそうです。
一時期、美容効果が高いと話題になっていました。

舌などの顔周りの筋肉はなかなか普段鍛えられない部分ですから、オススメの練習です。

普段、意識して舌を鍛えている方は少ないから舌のトレーニングはオススメ

練習4:文章を母音だけに変換

文章を母音(あ・い・う・え・お)だけに変換して発音しましょう。

母音だけに変換することで、一音ずつしっかりと発音することができ、滑舌が良くなります。
この練習は早口の改善にも効果があります。

文章を母音だけに変換
  • せいゆうへのちかみち⇒えいううえおいあいい
  • ぼいんをいしきできる⇒おいんおいいいえいう
  • かつぜつよゆうっしょ⇒あうえうおううっお

用意した文章をそのまま読んだ後に、母音に変換させて読みましょう。
母音で読み終わったら、もう一度、用意した文章をそのまま読んでみてください。
一度目に比べて、かなり読みやすくなっていると思います。

読みにくい文章やフレーズに出会ったら、とりあえず母音に変換することをオススメするくらい効果的な練習法です。

普段は母音が滑ったまま発音しているから、滑舌が悪くなっている

練習5:早口言葉

滑舌を鍛えるには早口言葉で練習することがオススメです。

早口言葉は滑舌的に難しい言葉の配列でつくられています。
なので滑舌のトレーニングにうってつけの文章なのです。

早口言葉で滑舌トレーニングをする際にひとつ注意することがあります。

それは早口言葉を早口で言わないことです。

早口で言ってしまうと、一音ずつ正しい口の形にする作業が適当になり、練習の意味がなくなるので絶対に禁止です。

早口言葉ですが早口で言わずにしっかりと一音ずつ発音することを意識しましょう。

早口言葉に慣れてきた後なら、早く早口言葉を言ってもオーケー

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滑舌が悪くなる習慣を改善しよう

悩む人

滑舌を鍛えるのも大切ですが、滑舌が悪くなる習慣を改善することも大切です。

滑舌が悪くなってしまう原因は普段の生活の中に潜んでいます。
これから紹介する悪い習慣に当てはまった方は改善しましょう。

原因1:普段から会話をあまりしない

日常的に会話をあまりしない方は滑舌が悪い傾向にあります。
「普段から会話をあまりしない=滑舌を鍛える回数が少ない」からです。

会話することで口や舌を自然と動かして滑舌を鍛えることができます。
鍛えるよりも「滑舌が衰えないように予防できる」といった方が正しいですかね。

当たり前の話ですが、普段から「使っている」のと「使っていない」では差が出ます。
おしゃべりな方は滑舌を鍛えるうえで得していますね。

「自分はおしゃべりな性格じゃないし、会話するのがあまり好きじゃない」という方もいると思います。

ベストなのは日常会話を増やすようにすることですが、別にそれが好きじゃないなら「毎日何かしらの文章を音読する」でも構いません。

大事なのは毎日、口と舌を運動させることです。

原因2:ボソボソと喋るクセがある

普段の会話でボソボソ・ブツブツとした話し方をする方は滑舌が悪くなりやすいです。

ボソボソ・ブツブツとした話し方は基本的に声量を必要とせず、口の動きが少なくても発声できます。
その分、滑舌が悪く不明瞭な発声になってしまいます。

これは典型的な省エネの話し方です。絶対にやめましょう。
声優になるうえで、この省エネの話し方はすごく邪魔になります。


普段の話しのクセって、そう簡単には抜けません。
大きく口を開ける練習をしていても、実際にセリフを話すときにはボソボソ喋るクセのせいで口があまり開いていないなんてことはよくあります。

話し方のクセは今までの人生で蓄積されてきたものです。
意識して改善しようと思わないとなかなか解決しません。


とくに声優の勉強を始めたての方は、ぜひ普段の会話のクセに気をつけてみてください。

原因3:表情が乏しい

普段から表情にあまり変化がない方は滑舌が悪くなりがちです。

表情をつくるには、顔にある表情筋と呼ばれる30以上の筋肉をつかいます。
表情が乏しい方は表情筋を使う機会が少ないです。

口周りの表情筋は良い滑舌に必要な「正しい口の開き方」に関係しています。
なので表情筋をあまり使っていないと滑舌に悪い影響が出るのです。

表情が乏しい方は表情筋を鍛えるトレーニングをしましょう。

表情筋を鍛えるトレーニング
  • 口を限界まで大きく開く(カバのイメージ)
  • 口を限界まですぼめる(すっぱい顔のイメージ)
  • 目を限界まで見開く
  • 目を限界までギュッと閉じる
  • 顔全体を中心に寄せる(鼻に目や口、頬を近づけるイメージ)
  • 顔全体を外側に逃がす(目や口、頬を鼻から遠ざけるイメージ)

これらの表情を作ってから、5秒~10秒ほど表情をキープしましょう。

原因4:姿勢が悪い

姿勢が悪いと呼吸が浅くなりやすく、滑舌の良い発声に必要な息の量を用意できなくなります。
その結果、滑舌が悪くなってしまいます。


猫背などで姿勢が悪い方は注意しましょう。身長が高い方は猫背の割合が高いです。

「頭のてっぺんを上から糸で吊られているイメージ」を持つことで姿勢を改善しやすいです。

呼吸が浅い状態は声優として色々と都合が悪いので、姿勢が悪い自覚がある方は姿勢を良くすることで滑舌や発声などの問題が解決するかもしれません。

原因5:緊張しやすい性格

人間は緊張すると早口になったり、息が浅くなりがちです。
これは全て滑舌にとって、マイナス要素になってしまいます。

緊張しやすい方は本番で練習の成果を発揮しづらいでしょう。
そういった場合に緊張を抑える方法を知っていると役に立ちます。

緊張を抑える方法をまとめた別記事があります。
あがり症の自覚がある方にオススメです。

» 【あがり症必見】緊張と上手に付き合う方法

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滑舌は筋トレと同じ、練習は継続すべき

ダンベル

滑舌練習はできることなら毎日継続して続けましょう。

当たり前ですが、滑舌や発声は身体の構造を利用しています。
使用する身体の部位が優れていれば優れているほどパフォーマンスは上がります。
だからこそ滑舌練習で口周りや舌の筋肉を鍛えることが大事です。

しかし筋トレやダイエットと同じで練習を中断してしまうと、元の状態に戻ってしまいます。

滑舌練習を2、3日サボるだけでも、能力が落ちている実感があります。

なので、滑舌などの基礎力を上げる練習は継続する習慣を持ってください。
特に初心者のうちは継続して鍛えることが重要です。


毎日練習を欠かさずにするのは正直しんどいときもあります。
そういった場合は2日に1回、3日に1回でもよいので継続することを第一に考えて、練習が途切れないように気をつけてください。

練習は毎日でなくても大丈夫、習慣化して途中で投げ出さないことが大切

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まとめ

雪山と登山家

滑舌の良さは声優にとって大切なことです。
しかし、練習をすればすぐに習得できるものではありません。

日々の少しずつの努力で徐々に滑舌は改善され、明瞭な滑舌を手に入れることができます。

結果がすぐに出ずに焦ることがあるかもしれませんが、時間がかかるものだと割り切ってください。
3か月後~半年後には滑舌に変化があらわれているはずです。

滑舌練習をひと月ずつの間隔で録音しておくと、あとから比較して自分の成長ぐあいが確認ができます。練習のモチベーションを保つためにもオススメですよ。

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