- 演技未経験で声優オーディションを受けても大丈夫?
- そもそも声優オーディションって何を披露するの?
- オーディションで失敗しない方法が知りたい
この記事を書いている、声優のchikamichiと申します!
声優の仕事に興味を持ち、声優養成所の入所オーディションや一般応募可能な声優オーディションを受けてみたい。
でもオーディションに参加すると考えると、ハードルが高くてなかなか決心がつかないという人は非常に多いです。
僕自身も10年以上活動を続けているので、数えきれないオーディションを受けてきました。
声優養成所選びのときにはオーディションに慣れる意味も含めて、入所オーディションを並行して20社ほど受けた経験もあります。
なので、いろいろな角度からオーディション対策のアドバイスができると自負しています。
しかし、そんな僕も声優の勉強を始めたころは、オーディションでめちゃくちゃ緊張するし、人前で演技やパフォーマンスすることが苦手で何度も失敗しました。
僕自身はオーディション経験の積み重ねでちょっとずつ慣れるしかありませんでしたが、その分、積み重ねた知識、経験は本物だと自負しています。
そこでこの記事では、オーディションを10年以上受けてきた経験のなかで手に入れた「オーディションで失敗しない方法」を初心者向けに厳選して7つ紹介します。
今回紹介する「オーディションで失敗しないコツ」は、演技未経験者やオーディションを受けたことがない人でも簡単に実践できることに重点をおきました。
10年以上のノウハウを凝縮してまとめたので、オーディション初心者でも効率よく自分を良くみせることが可能になる内容です。
- 初めは誰だって演技未経験だから問題ない
- オーディションの流れは「自己PR→実技審査→質疑応答」
- 声優オーディションで失敗しない7つの方法
この記事を読めば、声優オーディションで「この人を採用したいな!」と思ってもらえる方法が全て分かります。
初めは誰だって演技未経験だから問題ない
まず大前提として、演技経験がなくても声優オーディションにはどんどん参加しましょう。なぜなら、誰でも初めは演技経験なんて無いからです。
「演技を極めてからオーディションに挑まないと受からないじゃ?」と考える人もいるかもしれませんが、そもそも演技を極めることは数か月・数年単位では絶対に不可能です。
たとえ、大ベテランの声優でも自分の演技を完璧だと思っている人はいません。常に小さい壁、大きい壁を感じているものです。
なので、演技未経験の方が「演技を極めてからオーディションに参加しよう」と考えていると、いつまで経ってもオーディションに挑むタイミングがやってきません。
たしかに「どうせ今の実力では落ちるんじゃないか」と感じる気持ちは理解できます。しかし、打席に立たなければヒットを打つことは絶対にできません。
不合格を恐れるよりも、現在のあなたが抱いている「声優オーディションを受けてみたい」という気持ちを尊重してみてください。
それに実際の声優の現場では、オーディションの打率でいえば1割~2割が当たり前です。大半は落ちます。「たまに受かれば上々だという世界がこの後に待っているんだから」と考え方をシフトできれば、オーディションに落ちることに極端な恐怖を感じなくなるでしょう。
「オーディションを受けようかな?」と悩んでいる人は、声優になるための第一歩を踏み出そうとしているわけですから、ぜひその一歩を早めに踏み出してみてください。
事実、初めての声優オーディションで演技経験が豊富な人のほうが少ないです。演技経験がないことは小さな問題なので、気にせずオーディションを受けちゃいましょう。
オーディションの流れは「自己PR→実技審査→質疑応答」
ここからは、声優養成所などの入所オーディションの流れを説明します。初心者、未経験者でも参加できるキャスト募集型オーディションもこの流れが多いです。
基本的には、
の順番でおこなわれます(①自己PR⇒②質疑応答⇒③実技審査の場合もあり)。
はじめに実技審査(演技やナレーション)をおこなって、後から自己PRという順番は基本的にありません。僕自身の経験上でも実技審査の後に自己PRをした記憶は一度もないです。
これはおそらく審査する側と審査される側が「初対面」や「面識があまり無いこと」が多いので、まずは自己PRで個性、人間性をチェックしているのだと思います。
複数人同時に審査されると想定しておく
オーディションや面接といえば、個人と集団の2パターンがありますが、養成所の入所オーディションなどでは、1人ずつ受ける場合と複数人で受ける場合の両方があります。
これは事務所の規模や方針で変わりますが、基本的には集団で審査されることが多いので、複数人まとめての審査を想定しているとよいでしょう。
つまり、入所オーディションでは、あなたの審査を他の受験者は見ていますし、逆に他の受験者の審査をあなたは見ることになります。審査員に見られるのと、他のオーディエンスに見られるのだと緊張の種類は若干違います。
これを想定していないと変に緊張する場合が非常に多いです。とくに初心者は演技している姿を直接見られた経験が少ないので、この状況に緊張しやすいです。
他の受験者のオーディション内容と自分を無駄に比較したり、他の受験者の視線に緊張しないように、あらかじめ複数人で審査される場合でシミュレーションしておきましょう。
では次に、自己PR・実技審査・質疑応答に関して、それぞれ解説していきます。
①自己PR
自己PRとは口答で自分の優れていることをアピールすることです。持ち時間は一人あたり、平均30秒から60秒ほど。
「たったの1分だけ?」と思うかもしれませんが、この1分は案外長く感じます。出たとこ勝負で喋っていると本当に無限の時間に感じます。
なので、原稿とまではいわずとも、アピールする内容をきちんと考えて、1分間の中でまとまりよく伝えられるように、大まかな流れはつくっておきましょう。
基本的には口答で伝えるので内容の暗記は必須です。自己PRの原稿をつくって読むなどの行為はやめましょう。
30秒~60秒の内容でも本番になると頭が真っ白になる場合も多いので、しっかりと暗記することがオススメです。自己PRは前準備の段階で出来が決まるといっても過言じゃないです。
暗記する際のコツとしては、一言一句を暗記しようとしないこと。
一言一句を完璧に暗記しようとすると、本番で披露するときに「考えてきた言葉を思い出しながら、喋っている」のが丸わかりな話し方になってしまいます。
自己PRを「導入→本題→オチ」のように流れでブロック分けして、その流れだけを暗記する方が、本番でも自分の言葉で話している感じが生まれやすいです。
「僕は中学高校とバスケ部に所属していました。もともと運動が得意で、常にレギュラーとして活躍していました。高校では顧問から部長も任され、部員とのコミュニケーションも積極的に行いました。今の自分の長所はそのときに培った運動神経とコミュニケーション能力です。演技する際はこの2つが役立つので、僕の大きな武器になっています」
↓
これを全部暗記するのは大変なのでブロックに分けて、流れだけ暗記する
↓
「バスケ部所属で運動得意→部長でコミュ力が必要だった→その2つが武器で自分のセールスポイント」
暗記の苦手な方は、ぜひ実践してみてください。
ちなみに歌唱やダンスが得意なら実演するのもOK。ダンスなどの動きがある特技の場合は動きやすい服装を選ぶと良いです。
②実技審査
実技審査では、審査側があらかじめ用意したセリフやナレーションを受験者が披露することで、演技力や読みのスキルをチェックします。
用意される原稿は基本的にはオーディション当日に配布される場合がほとんどです。事前に練習することができないので、瞬発力が試されるという側面もあります。
用意されるセリフやナレーションの内容は、参加者全員が同じものを披露する場合と、いくつかの台詞・ナレーションの候補から好きなものを選ぶ場合があります。
決められた内容の場合
こちらの原稿の内容を披露してください。
セリフ
「わたしは〇〇……。」
ナレーション
「爽やかな香り……。」
数パターンから選ぶ場合
こちらの原稿からセリフとナレーションをそれぞれ一つずつ選んで披露してください。
セリフ
1.「わたしは〇〇……。」
2.「おはようございます…。」
3.「ここで負けるわけには…。」
ナレーション
1.「爽やかな香り……。」
2.「大人の時間を……。」
3.「1192年の……。」
どちらの場合でも、審査員からのウケを良くするために意識すべきポイントがそれぞれあります。
他の受験者と演じ方、読み方を意識的にずらす
参加者全員が同じ内容を披露する場合では、他の受験者と違った切り口を狙うことが大切です。普通に読んでしまうと他の受験者と同じような読み方になるので、審査員の印象に残りません。
なので、少し特殊な解釈を入れて、読むことを心がけましょう。(例:父親役を演じる場合に「いい加減な部分を足したり」「少し若めに役作りする」など。とくに父親や母親役は、なぜか理想の父や母を演じる人が多いので、少しそこから崩してあげると人間味が足されてよい)
自分の得意分野を選べるようにする
セリフやナレーションがいくつか用意されている場合は自分が得意な内容、自分の声質にあった内容を選ぶ能力が必要です。そのためにはもちろん自分の演じやすい役柄、自分の声質にたいして理解を深めていないといけません。
ちなみにグループ審査で自分より先に発表した人と題材が被る場合があります。その時に題材を変えるかどうかという選択肢が生まれますが、初心者は被っていようが初志貫徹で変える必要はないと思います。
なぜなら、変えるか変えないかの選択肢に悩むことで、そこから緊張が生まれるからです。被ってしまうのは仕方がないと割り切った方が良いパフォーマンスに繋がるでしょう。
③質疑応答
質疑応答の時間では自己PRや実技審査から感じたことを審査側が質問してくれます。受け答えのときの雰囲気なども審査されているので気を抜きすぎないようにしましょう。
質疑応答の時間がないオーディションもあります。
オーディションは自己PRから始まり、実技審査に移ると覚えておきましょう
声優オーディションで失敗しない7つの方法
オーディションでチェックされているのは演技だけではありません。性格や雰囲気、やる気や特技など色々な面をチェックされます。
演技力をすぐに伸ばすことは難しいですが、あなたの人間力・魅力は簡単なテクニックで伸ばすことが出来ます。
特に専門学校や養成所の入所オーディションや声優事務所の所属オーディションは将来の期待を込めて、審査されます。
つまり、演技力が無くても、将来が楽しみだなと思わせられるポイントがあれば十分勝負することができます。
僕自身が審査する場合も確認するのは現在の演技力ではなく、将来性を感じるタレント性を重視しています。
オーディションであなたを魅力的にさせる7つの方法をまとめました。
①自己PRは自己紹介じゃない
自己PRは自己紹介ではありません。これを勘違いして自己PRに挑むと上手くアピールが伝わらなくなってしまいます。
自己紹介と自己PRの違いを説明します。
- 自己紹介は自分を紹介する⇒良い面、悪い面を考えずに自分を見せる
- 自己PRは自分をアピールする⇒良い面を見せる
つまり、自己PRでは自分のマイナスアピールをしてはいけません。
こちらが具体例です。
〇:高校演劇で主役を演じました。(自己PR)
×:高校演劇で本番前は緊張でどうにかなりそうでしたが主役を演じ切りました。(自己紹介)
×の方が話としては面白そうですが、「緊張に弱い」という評価を与えてしまう原因になります。
自己PRを考える際は、自分の弱点をさらしていないかチェックしましょう。
②自己PRと実技審査の内容を重複させない
自己PRには実技審査で判断できることを盛り込まないようにしましょう。
自己PRの持ち時間は1人あたり約30秒~60秒です。
その時間の中で自分の長所を審査側により多く、深く理解させる必要があります。
「演技が上手い」や「声が通りやすい」ことをアピールしても、次の実技審査で分かることなので、時間の無駄になってしまいます。
自己PRでは実技審査で伝えられないことをアピールしましょう。
歌やダンスなど、その場で披露できるものは実際にやってみると効果的です。
逆に「歌が上手いです」と自己PRしたのに、その場で披露しないと審査側は実際に歌が上手いのか判断できず、好印象を得にくいです。
そのほかに、「サッカーや映画鑑賞をアピールしても声優のアピールになっていないじゃないか」と思う人もいるかも知れませんが、自己PRはひととなりもチェックしています。
- 「演技が上手い」とアピールした演技の上手い人
- 「10年間サッカーをやっている」とアピールした演技の上手い人
与えられた時間は同じでも、後者の方がより自分を伝えられて、お得ですよね。
声優に関係ないようなことでも、実技審査と重複する内容よりは、あなたの事が分かります。
それに「運動神経が良いこと」や「作品の知識が深いこと」は十分、武器になります。
そのうえで、アピールした内容が声優のスキルに役立つ理由を自己PRの中で説明できると更に良いです。
別記事で自己PRの詳しい作り方を解説しています。
③緊張のほぐし方 ~自己評価を上げすぎない~
オーディションで緊張するのは当たり前です。
緊張を一つも感じない方が問題があります。
なので、緊張するのはダメなことではありません。
緊張と上手く付き合うには「緊張感は持ちつつ、悪い緊張を取り除く」ことを意識しましょう。
その簡単な方法は、自己評価を上げすぎないことです。
緊張というものは自分のイメージに自分の能力が届いていない時に、急激に襲ってきます。
オーディションでいえば、「もっと上手く演じられる」とか、「もっと滑舌が良いはず」と自分の能力を高く見積もっていると、オーディション中に不安が生まれます。
演技が上手くできた日や滑舌の調子が良かった日を、自分のいつでも出せる実力だと自己評価してしまうと、「自分の実力はこんなものじゃない」と感じて、一気に緊張に飲まれてしまいます。
それなら初めから自分の平均はこの程度と理解して、割り切って挑んだ方が心を平穏に過ごせます。
それが良い脱力を生み、結果的に過度な緊張をしないことに繋がります。
別記事で悪い緊張をなくす方法を解説しています。
④瞬発力・即興力を鍛える
オーディションの演技では瞬発力・即興力が大切になります。
その理由はオーディションの実技審査が当日渡された原稿から演技をしたり、ナレーションをするからです。
つまり、じっくりと内容を考える時間はありません。
自分に合った台詞・ナレーションを選び、どのように表現するかを短い時間で考える必要があります。
そのためには演技の瞬発力や即興力が必要になります。
台詞の中で考えることは、たくさんあります。
例えば、自分の役がどういう人・生き物なのか。
誰かに語りかける台詞なら相手は誰なのか。
二者の距離感や場所はどこで、時間帯はいつ頃なのかなど、考えることはたくさんです。
これをすぐに判断・決定する能力がオーディションでは大きく影響します。
審査する側は、演技や読みのテクニックではなく、台詞・ナレーションの設定をどれだけ作り込めるかを重視しています。
それに、演技未経験の方に演技のテクニックを磨いてくださいというのは、どうしても時間がかかってしまいます。
しかし、瞬発力・即興力は演技が未経験でもすぐに鍛えられます。
というか初心者の方は設定を練ることをあまり意識していません。
つまり、大半の方が意識していないことを意識できている人がいれば、それがあまり上手くなくても審査側には魅力的に感じます。
設定を練ることを意識して、実践するだけで周りと違う演技・ナレーションをすることができますよ。
台詞や文章をすぐに演じられる・読める人は要注意
「そもそも瞬発力・即興力が大事というけれど、自分は原稿を貰ったらすぐに台詞として言葉に出せるよ」と考えている人は要注意です。
プロでも原稿を渡されて、5秒で演じてくださいと頼まれたら出来ません。
もちろん声に出して台詞を言うことは出来ますが、それは綺麗に言葉を羅列しているだけです。
すぐに台詞を言葉にできる人は残念ながら、現状では設定の作り込みを意識できていません。
そんな方は、設定の作り込みの練習をしてみましょう。
それは、とても簡単で台詞の設定を書き出していくだけです。
台詞を一つ用意して、その台詞を言っている役の年齢・生まれ・育ち・家族構成、台詞を言っている時と場所など、たくさんの項目をリストアップしていきましょう。
この練習をやることで、台詞を言う前に設定を考える習慣がつきます。
これだけで脱初心者の演技に近づきます。
普段から台詞の設定を練る練習をしておきましょう。
そのスピードを徐々に上げることで、瞬発力・即興力が身につき、オーディションで有利になります。
⑤自分の名前をきちんと発音しよう
自分の名前を大事にしましょう。
オーディションの始まりは自分の名前から始まります。
- 「〇〇〇〇です。よろしくお願いします。(以下、自己PRに続く」
このように、名前を言ってから自己PRに続くのが一般的です。
声優業界に身を置いているとよく聞くのが「自分の名前を大事にしない人は採用しない」という言葉です。
自分の名前は人生の中で最も使ってきた言葉の一つです。
その名前のアクセント(イントネーション)が訛っていたり、発音が不明瞭だと、審査側に「この人は自分の名前すら満足に言えないのか、声優として心配だな」と判断されてしまいます。
自分の名前は『名刺』です。相手に覚えてもらうため、好印象をもってもらうためにも大切に言いましょう。
名前を効果的に言う3つの方法
名前はそれぞれ違うので細かいアドバイスはできませんが、聞こえ方が良くなる方法を3つ紹介します。
①苗字と名前の間に休符を入れる
苗字と名前の組み合わせによっては、一息で言うのが難しい場合があります。
不安であれば、(苗字)・(名前)のように区切って言いましょう。
②ゆっくりと伝えるイメージで言う
緊張していると早口になるものです。
ゆっくりと伝えるイメージを頭に入れておきましょう。
ご老人や幼い子供に伝えるイメージから練習を始めるのがオススメです。
③審査員の方に目線を送る
相手に自分を売り込む名刺の役割なのですから、相手の目を見たほうが効果的です。
しかし、人の目を見ると緊張するものです。
こういう場合は、相手の鼻のあたりを見てみましょう。
そうすることで、こちらは目を合わせずとも、相手は目を合わせていると思ってくれます。
音自体に変化は起きませんが、審査側が好印象を抱くことで聞こえ方も好意的に変わってきます。
⑥オーディション当日は発声練習をする
オーディション当日はしっかりと発声練習をしましょう。
オーディション当日は朝起きて、準備をして、開始時刻までにオーディション会場に向かいます。
ここで気をつけたいのが、オーディションが始まる1~2時間前は声を出せない時間が続くということです。
まず、オーディション会場で発声できる場所が用意されている場合と、そうでない場合があります。
最悪、オーディション会場に着いてから、一言も発さずにオーディションが始まる可能性もあります。
その前の時間でも会場に向かう手段が自家用車などであれば、車内で発声ができると思いますが、バスや電車などの交通機関を利用した場合は、そこで声を出すわけにもいかず、結果1~2時間、声を出せなかったということになってしまいます。
これは地味に気になるところです。
小さなことでも不安になる点が出てくると、人間はソワソワし始めて、ストレスを感じます。
この問題を解決するには朝から入念に発声練習を済ますか、オーディション会場付近に早めに
到着して、最寄りのカラオケなどで思う存分、発声練習することがオススメです。
喉の調子を良くする方法として、起きてから3時間ほどで声帯が開くと言われているので
時間を逆算して早起きするのも良いです。
オーディション当日は自分の気が済むまで、発声練習しておきましょう。
といっても、やりすぎは喉に負担がかかるので、ほどほどに。
⑦服装に気をつける
オーディションでは着る服にも気をつけた方が良いです。
服装選びも自己PRの一つだと思って、適当に選ばないようにしましょう。
オーディションは基本的に服装指定はありませんが、清潔感のあるシンプルな服装を選びましょう。
服装で個性を出したい気持ちも分かりますが、行き過ぎるとかえって逆効果になる場合もあります。
オーディションに着ていく服選びのアドバイスです。
- 洗濯した、シワのない服を選びましょう。
- 半袖などの肌の露出が多いものは控える。
- ミニスカートなど動きにくい服装は止めておく。
- 男性だとシルエットが分かる細見の服装がオススメ。
声優に見た目は関係ないと思う方もいるかもしれませんが、現在、声優の仕事は見た目を気にしなければならない内容のものも多くあります。
将来的に、その場にあった服装を選ぶスキルは必要になってきます。
今のうちから、ファッションにも目を向けておいて、損はありません。
それに、何度も言いますがオーディションはあなたのひととなりを判断しています。
見た目で好印象を与えるとオーディション全体を通してプラスに働いてくれます。
ひとつの自己PRだと考えましょう。
まとめ
声優オーディションの流れ、声優オーディションで失敗しない7つの方法について紹介しました。
この記事を読んだ人はぜひ実践していただいて、オーディションに挑んでもらいたいです。
声優専門学校や声優養成所のオーディション、一般応募のアニメ・ゲームのオーディションなどに挑まなければプロの声優にはなれません。
声優の仕事に興味のある人は、勇気をもってオーディションを早めに受けてみましょう。
早ければ早いほど有利になります。
やらずに終わるより、まずはやってみて判断してもいいんじゃないでしょうか。
何事も経験あるのみです!